シガライター
自動車についているシガライター。たばこを吸う為についていたものですが、今は電源として使うのが一般的だと思います。
私もたばこは吸わないので、電源として便利に使っています。
ナビ・スマホ充電・ドラレコ・レーダー探知機など使い方はそれぞれと思いますが、この電源を使用した製品も多くなっています。
保冷庫・掃除機・空気清浄機他。
太陽光パネルで小さな発電をしている場合
12vのバッテリーを使っている(複数のバッテリーの場合並列接続で12v)ならば、非常用電源としても家の中で使えるようにしたいと思いますよね。
そこで、前回の記事で12vのコンセントを部屋に設置しました。
今回はそのコンセントを利用する為の製作です。
作るものはこれ!
▼完成品
できるだけケーブルの太いものを選びました。 理由は、下にあるカーチャージャー シガーソケット付を選んだからで、12vで180wの消費電力に対応を考えると、15A の電流が流れる計算になります。 実際には 10A のヒューズが入っていますが、ヒューズが切れる前にコードの発熱→発火では大変です。 ケーブルも太いものを用意しないといけません。 |
それでは、購入したシガーソケットを持って、ケーブル類の調達です。
シガーソケットのケーブルとあわせると、2sq のケーブルがぴったりでした。
2sq(ケーブル芯線の断面積が2㎟)のケーブルだと、一般的な延長コードより太いです。
▼購入したもの
▼ケーブル接続用に
どちらも 2sq に対応したものです。
コンセントは家にあるものを使います。
製作開始
1. コードの先端処理
でもそれが邪魔して絶縁被覆付圧着スリーブには入りませんでした。
それで新しくカットし、芯線を出します。
2.絶縁皮膜付圧着スリーブで固定
かなり力を入れて圧着しましたが、絶縁端子用の電工ペンチでは無かった為か?
引っ張り検査をしましたが禍締めた4箇所の内1ッ箇所が抜けてしまいました。
連続して禍締めている内に、力の衰えがひびいたのかもしれません。
また、所有している電工ペンチは絶縁皮膜の無いもの用ですので、それも影響しているかもしれません。
これは絶縁端子用の電工ペンチです。
接続したケーブルが、引っ張られて抜けるのは避けたいところ。
ショートすればケーブルが燃えて火事に繋がる可能性もあります。
そこで、これも絶縁皮膜付用ではないですが、お仕事で使う圧着工具を使いました。
3.これでどうだ
しっかり圧着できないと工具自体が外れないようになっているので確実です。
でも、皮膜には傷がついてしまいそうなので、収縮チューブで覆うことにしました。
絶縁皮膜のない圧着スリーブを使えば良かったと振り返ってみましたが、このまま進めます。
4.かしめまで終えて
5.収縮チューブを被せて
6.収縮完了
7.コンセントの差し込み部分を作ります
これはフジ矢の電工ペンチで綺麗にいきました。
15A 対応の透明なタイプを使います。
+-の極性を間違える可能性を無くす為です。
この透明の差し込みプラグは、子供が学校で作ってきたものをもらいました。
コンセントのキットですね。
8.完成
一応導通試験、絶縁試験をおこなって完成です。
9.直流のコンセントに差し込んで
わかりやすくて良かったー。
この後すぐ上のスイッチを入れると、12v の電気が流れます。
10.シガーソケットにつないでみましょう
チャージャーのスイッチを入れると 12.9v の電圧が表示されました。
雨の日だったのでこんなもんでしょう。
完成です。
しばらく使ってみて
今はスマホの充電と、エネループの充電が中心。
エネループの充電も、シガーソケットタイプを使っています。
ACアダプタとシガーソケットのどちらでも充電できるタイプ
この後は、12v を利用したLED照明を作りたいと思っている自分がいます。
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