猛暑

吸盤式のスマホスタンドが剥がれ落ちた!
真夏日の車内は半端ない暑さ!
特にダッシュボードの上などは、落ちやすい気がします。
車によって違いはありますが、多少凸凹の表面になっていたりします。
その面でも取り付けできる吸盤になっているのですが、夏の暑さににはかないません。

愛車の場合、ダッシュボードの一部にトレイがあり、フェルトになっています。
そこにマジックテープを使って設置していました。

▼使っているスマホ台とマジックテープを付けた台
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吸盤を取り付ける台の色は黒。
表面に多少の凸凹があり、これはこれで気に入っているのですが、
夏場には時々剥がれ落ちてしまいます。


▼取付していたトレイ
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トレイのフェルトに丸い跡がありますが、ここに付けていました。
マジックテープはしっかりついて剥がれることはありません。
問題は、多少の凸凹がある台。

そこで、平らな面を作れば落ちにくいのでは無いかのではないかと考え作ってみました。



平らな面を作ってみる

吸盤を購入した時についてくる丸い樹脂製のものがあればそれでも良かったのですが、あいにく手持ちに無かったので、ポリカの破片を使って作ることにしました。
先日、降雹被害で割れたベランダの屋根の破片です。
板厚は2mm。
他にもプラ板はあったのですが、廃物利用です。

▼この破片で作ります
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大きさも丁度良いものがありました。

▼ポリカに円を描く
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製図で使っていたディバイダで、ポリカに円を描きます。

▼円を描いたらプライヤやペンチで余分なところを取り除く
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傷を付けるように円を描き、その線に沿ってプライヤやペンチでポキポキ割っていきます。
しっかり傷がついていればだいたい円に沿って割れます。


その後はヤスリで周りを整え、最後に耐水ペーパーで回りを綺麗にしていきます。
1500番の耐水ペーパーをがあったので、それを使いました。
周りを触っても怪我しなければ良いだろうという基準で作りました。

▼できあがったポリカ
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このポリカの片面に、マジックテープを貼り付けます。
両面テープで貼り付けましたが、大丈夫だと思います。

▼両面テープを貼り付け
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▼完成した台(マジックテープ貼付後)
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▼吸盤も綺麗にして
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軽く水洗いするだけで、粘着力も戻ります。
但し、洗いすぎは注意です。


早速車に取り付けてみました

▼ますは台を付けて
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ポリカの色が気になりますが、スマホ台の吸盤より少し大きい程度なので良しとしました。


▼スマホ台とスマホを取付
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良い感じでしっかり貼り付いています。
接着も以前の凸凹したものより強いです。

これで今年の夏を乗り切れればと思います。
ある意味テストですが、期待できそうです。


スマホ何に使うのか?

ナビとしての利用が第一。
スマホを横に取り付けて、ドラレコ代わりにも使ってもいます。


ナビとしては新しい地図を購入しなくて済むので助かっています。
画面を消していても音声案内をしてくれるので便利です。

ドラレコとしては、ビデオ撮影が30分で自動的に終了。
そして画角が狭い。
この画角の狭さはきちんとしたドラレコを購入しないと無理。
前は映りますが、横は映りません。
毎回セットして撮影ボタンを押すのもちょっと面倒。
気に入ったものを購入するまでの一時しのぎとしての利用です。



製作してみて

ポリカの破片を使いましたが、ちょっと色が明るすぎました。
紫外線で変色するので仕方ありませんが、もうちょっと暗い色の方が好みです。

加工については、とても簡単に丸く仕上げることができました。
厚さ2mmのポリカですが、ディバイダで傷を付けたところから綺麗に割る事ができました。
紫外線で劣化したポリカだったので、余計に簡単に割れたのかもしれません。
プラ板をカットする時より、粘りがありませんでした。

ただ、吸盤を取り付ける場所としてはしっかりした良い台だと感じます。
吸盤を取り付けた時から粘着力の強力さを感じました。
猛暑日でもしっかり付いていることを願って様子を見ていきたいと思います。