ボッシュの IXO 便利で良く使っています

小型でバッテリーも長持ち。
いろいろなアタッチメントもあるのでとても便利です。
私はトルクアダプターを良く使っています。
また、カラーボックスならいくつも組立できる能力があるので、ちょっとしたDIYでもとても重宝します。
その IXO ですが、トリガーを握ると回転するのですが、離しても回転が止まらない症状が出てしまいました。
それも2~3回に1回は止まらない状態で、ちょっと困っていました。
作業内容によっては手首を持って行かれるほど力があるので、修理をしてみることにしました。



修理開始

▼今回修理するIXO
1
先端に取り付けるトルクアダプターは外してあります。
いつもはこのまま充電台に載せ、いつでも使えるようにしてあります。

▼ネジを外す
2
最初に赤丸で標した箇所のネジを外します。

ただ、特殊な形をしたネジで、一般的な+-のドライバーでは無理です。

▼これを使いました
8
先端が星形のビットを使いました。
ホームセンターで見つけた簡単な物ですが、しっかり使えました。
形さえ合えば、一般のネジと変わらないので、左回りで緩めましょう。

▼シールをきれいに剥がして
4
このシールをきれいに剥がします。
半分以上剥がせば途中まででも大丈夫です。

ネジとシールを剥がしたら、本体を持ってねじるようにすると、グリップ部分の後ろに隙間ができてきます。

▼隙間にヘラ等を差し込んで
3
これは接着剤についてくるヘラですが、傷をつけずに分解するのに便利。
私は結構これを使っています。
隙間にヘラを差し込んで広げていくと、簡単に分解できます。

▼分解したところ
5
回転方向を知らせるLEDのカバーと、IXOの回転を制御するトリガー(赤)も一緒に取れました。
赤いトリガーの下に、スイッチがあるはずです。

▼LEDとモーター回転のスイッチ
6
モーターの回転スイッチ(白)を押すと、回転します。
ただ、この状態でも一度回転をはじめると止まらない症状が出ました。
トリガー(赤)が引っかかるなどの動きは無く、純粋にスイッチの動きが影響しているようです。

▼スイッチ部
7
3A 5VDC と書かれている黒いボックス型が今回不調のスイッチです。
予備のスイッチがあれば交換するのですが、手持ちはありません。
そこで、白い押す部分に CRC556 をほんの少しスプレー。
そのまま少し置いておいたら、スイッチの不調は無くなっていました。
さすがCRC556。

後は、逆の手順で組み立てるだけです。

組み立て後も何度かトリガーを握ってみましたが、しっかり制御されていました。



おわりに

今回の修理は、ただ CRC556 を動きの悪いスイッチに吹きかけただけで元通りになりました。
プラスチックが磨り減ったり、欠けたりしていなかったのでラッキーでした。
またしばらく使っていけそうです。




新しいIXOやアダプター類
新しい IXO6 も使いやすそうです。
スイッチがスピードコントロールスイッチになり、丁寧な作業にもってこいです。
色も二種類から選べます。



トルクアダプター
ネジの、締め付け強さの調整に便利です。(IXO,IXO2には使用不可)



なるべく隅の穴あけやビス止めに


他にもまだあるアダプター類も魅力の一つですね。




  




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