2021/03/05
乾電池の種類
一口に電池と言っても、現在沢山の種類があり余す。
使い方で分類
一次電池----使い捨てタイプの電池 マンガン乾電池・アルカリ乾電池・ボタン電池などがあります。
二次電池----充電して繰り返し使えるタイプの電池
ニカド蓄電池・ニッケル水素蓄電池・リチウムイオン蓄電池・鉛蓄電池など。
その他の電池----太陽電池・燃料電池などがあります。
一次電池
一次電池を大きさや形で分類
家電製品の中で良く使われるタイプを取りあげます。
ボタン電池も、大きさや厚さの異なったものが数種類あります。
また、写真にはありませんが
積層電池:006Pとも呼ばれ、電圧は9v。1.5vの小さい電池が直列に6個入っている電池で、消しゴムのような大きさをしています。
一次電池を材質で分類
マンガン乾電池:電圧1.5v。目覚まし時計・壁掛け時計・ラジオなどに利用。
小さな力で、長時間使用するのに適しています。
アルカリ乾電池:電圧1.5v。懐中電灯・子供のおもちゃ・デジタルカメラなどに利用。
モーターなどを比較的長く使うのに適しています。
マンガン乾電池より二倍以上長持ちします。
ボタン電池(リチウム電池):電圧3v。携帯用ゲーム機・キッチンスケール・小型LEDライトなどに利用。
これ以外にも新しい電池が実用化されてきています。
今後がますます楽しみですね。
二次電池
充電式の電池で、繰り返し使うことができる電池です。
電圧は低いですが、流せる電流の量は大きいです。
アルカリ乾電池と比較すると、ミニ4駆やラジコンカーでは速さの違い、LEDライトでは明るさが明らかに上です。
二次電池を形・大きさで分類
単三・単四電池と同じ大きさが一般的ですが、単一・単二電池と同じ大きさの製品もあります。
ボタン電池は一次電池が主流ですが、充電式もでてきました。
リチウムイオン電池は、製品に合わせた形の物が多いです。
バッテリーの形は直方体。容量は様々で、容量に合わせて大きさも異なります。重さの単位もkgです。
二次電池を材質で分類
ニカド蓄電池:電圧1.2v。しかし、一次電池より大電流が流せるので、動力を利用した製品などに使われています。
ニッケル水素蓄電池:電圧1.2v。有害なカドミウムを用いていないことから、ニッケル水素蓄電池に移行が進んでいます。
エネループが有名ですが、蓄電できる電気容量の異なるタイプが何種類か販売されています。そのため判りづらい部分もありますが、複数同時使用の時は、同じ性能の電池を使いましょう。
※ エネループは発売当初SANYOでしたが、現在Panasonicが販売。
また、充電式のエボルタもあります。
繰り返し充電の回数を重視(容量少なめ)から、じっくり充電し長く使用できる(容量多い)タイプもあります。目的に合わせて使い分けをしましょう。リチウムイオン電池:電圧3.7v。デジタルカメラや電動工具など、力を必用とする電気製品で使われることが多いです。
電圧も形も製品に合わせて作られているものが多く、専用と考えましょう。
鉛蓄電池:自動車のバッテリーというと判りやすいですね。
キャンピングカー・船舶のバッテリーとしても使われています。
グリッド太陽光発電でも、自動車のバッテリーを使うことが多いです。
自動車のバッテリー:電圧12v。をれを2個並列に繋いで12vでも容量を大きくする。
直列に2個繋いで24vとして電流の使用量を少なくする使いかたが多いです。
自動車は、バッテリーでエンジンをかけ、走りながら充電しています。(電気自動車など、これに該当しないものもあります。)
電池を交換する時の注意
マンガン乾電池も、アルカリ乾電池も、電圧1.5vと書きました。しかし、マンガン乾電池よりアルカリ乾電池が長持ちします。
そして充電式の電池は、1.2v。
同じメーカーでも特徴を持たせた乾電池を作り、
別の名前で販売していることから、
異なった電池を一緒に使うことは良くないと想像がつくと思います。
新旧の電池を組み合わせて使うのも同様に、電池の持っている力を出し切れないうちに使えなくなってしまうのでやめましょう。
電池を使った家電製品で、電池を交換する時は1本だけ交換するのでは無く、全ての電池を新しい物と交換するように書かれています。
同じメーカーの同じ型番の電池と交換しましょう。
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