風呂場のリフォーム
タイルの風呂場で、タイルが割れたり目地の隙間から水が入っていたようで、お風呂場のリフォームをすることになりました。
ユニットバスと呼ばれる、湯船・床・壁・天井・水栓など、一体型のセットです。
湯船の向きや窓の位置、床や壁の色などいろいろ決めて思い通りのお風呂場になりました。
それでは、入浴です。
排水口から「ポコッ ポコッ」と音がする
じゃぁ入るぞー。
かけ湯してから湯船に入り、「気持ちイー」と温まっていると、「ポコッ ポコッ」と音がします。
連続音では無く、数秒~数十秒おきに「ポコッ ポコッ」
いい湯だなぁ~と温まっていたのに、うるさいなー。
と、音が気になってリラックスできる気分ではありません。
工事ミス?
新しいお風呂場にしたのに水漏れは困ります。
どこから音がするんだと探してみると、排水口から聞こえてくるようです。
身体を洗っていたり、石けんを洗い流したりと、お湯を沢山流している時は音がしないのですが、
のんびり湯につかっていると聞こえてきます。
風呂を出てから設計図を確認
風呂場内の排水口から入ったお湯は、洗い場の下にあるトラップを通り、外へと流れていきます。
※トラップ 臭いや虫などが排水口から出てこないようにする仕組み。
トラップは、風呂場だけで無く、流しや洗面台、トイレなど水を使ったところには必ず付いています。
マンションやアパートならユニットバスの一部としてトラップがあるのは自然です。
しかし我が家は一戸建て。
家の外にもトラップがあるんです。
だからダブルトラップになってしまったんですね。
▼ダブルトラップ(イメージ)
浴室内の排水トラップは図面から見ると違った形をしていますが、ここでは洗面台の下など見やすいところのトラップに変えて、イメージ図としました。
浴室内の排水トラップと家の外の排水口のトラップの間に空気層があります。
沢山水やお湯を流した時は問題なく流れますが、少しずつ流れた場合、空気層の空気が邪魔して素直に流れてくれません。
それが、「ポコッ ポコッ」という音を出しながら排水がされていく訳です。
DIYで直しちゃおう
リフォーム後に現場監督さんも見てくれましたが、排水口が見つからなかったようなので、自分でやっちゃいました。
家の外の排水口は、砂利の下に隠れていました。
▼排水口の蓋
▼排水トラップに穴あけ
左はキッチンや洗濯機からの排水が流れていく通路です。
右から出ている塩ビの排水管に、直径3mmで穴を5個空けました。
空気穴ですね。
後から簡単に塞ぐことができる大きさでやってみました。
大きな穴だと、虫が入り込んだりするので、それは避けたくて小さな穴にとどめました。
結果
この穴だけでも大成功!
ヘンな音も無くなり、湯船につかってリラックスできるようになりました。
ほんの数分の作業でしたが、この家に住み始めた時に排水口の位置を確認して置いて良かったです。
水道の元栓の位置も家族が皆知っているので、急な水漏れも対処できるようにしてあります。
家のことは家族で知っておくといいですよ。
実際自分がいない時に、トイレの水道管が折れて水びだしになったこともありましたが、家族が元栓を閉めて、大事に至らなかったりしています。
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