数年前に作ったウッドデッキの改造中

ウッドデッキの改造中、コーススレッドを抜く必要が出てきました。



コーススレッドを打ち込むには(おさらい)

  •  下穴あけて(コーススレッドを打ち込む際に、板の割れを防ぎ、打ち込みやすくする)
  •  面取りして(コーススレッドの頭が、板の割れを防ぎ、板から飛び出さないようにする)
  •  ステンレス製のコーススレッドを使う(屋外でも錆びないようにする)
  •  コーススレッドに押しつけながらドリルドライバーやインパクトドライバーなどで打ち込む
この手順で、コーススレッドを無理なく打ち込めました。

押しつけながらを強調しましたが、
コーススレッドに押しつけながらねじ込む事が大切です。

コーススレッドとドライバーの回転軸がずれないように、しっかりネジの頭とかみ合わせて打ち込みましょう。



コーススレッドを抜く

コーススレッドとドライバーの回転軸がずれないように、しっかり押しつけながら回すことで抜けていきます。
押しつける力が少なかったり、コーススレッドとドライバーの角度がずれてしまうと、なめて抜けない状態になってしまいます。



▼頭がなめた状態と正常なコーススレッド
d0
左・中央のコーススレッドは、なめた状態です。
+の溝が滑って削り取られたようになっています。

右のコーススレッドは、塗料の色が付いていますが問題なく抜けました。
+の溝がしっかり残っています。
コーススレッドの周りがギザギザしているのは、塗り重ねてきた塗料でしょうか。
ネジザウルスとか他の道具とかを使った跡ではではないですよ。
欲しいけれど持っていないです。

頭が飛び出しているネジ類に便利そうです。

ウッドデッキのコーススレッドの状態

2
何度か塗装しているため、ドライバーをあてる十の溝にホコリや塗料が詰まっています。
この状態で抜くと、かなりの割合でなめてしまいます。



ネジ穴の詰まりを取り除く一手間を

▼使用する道具類
d1
  • インパクタ(もしもの時に使用)
  • ブラシ
  • 目打ち

インパクタは、手で持つ上の部分(金属)を叩くと、ドライバーの先端に左回転の力を加えます。
回転する角度はほんの少しですが、ネジを緩める目的で使います。



作業の様子

▼目打ちを使って
d2
目打ちを使って溝の中の詰まったものを取り除きます。

目打ちの先端が曲がっているのは気にしないで下さい。
DIYするのに便利なので良く使っています。


▼結構詰まっています
d3a
+の溝の中を綺麗にします。


▼ブラシで掃き出し
d4
こんなところでしょうか?


▼ドライバーの先端が綺麗にはまればOK!
d5
ドリルドライバーの回転は、LOWモード
ラチェットの力は高めにして、押しつけながらゆっくり少しずつ回転させました。

この方法で、前日になめてしまったコーススレッドも全て外す事ができました。



今日の成果

d6

ドリルビットとコーススレッドの溝がぴったり合うことが大切

コーススレッドの溝を掃除し、ドリルビットとしっかりかみ合うようにしたので、予定した全てのコーススレッド(なめてしまったものも含む)を抜くことができました。

インパクタの出番は今回ありませんでした。


コーススレッドの頭(溝)を掃除する一手間。
かけてみましょ! 一手間を。

完全になめてしまう前に!!


※コーススレッドを打ち込む際、下穴あけと面取りを一度でおこなう便利なドリルの刃
 ウッドデッキ用皿取錐(樫木用)




  




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