最近、車のバッテリー上がりで困っていました

エコカー以前の車のバッテリーならば、バッテリーを充電するだけでかなり快復ができていました。
しかし、今回は様子が違いました。



今まで

使用している充電器は、セルスター Dr.CHARGER  DRC-600
DRC-600

リモコンキーでドアロック解除ができず、時計の表示もされない状態のバッテリーを充電し、回復させてきました。
一度上げてしまったバッテリーとは思えないほどまで回復し、気持ちよくエンジンがかかりました。

しかし、3ヶ月ほど車に乗れない日を何度か繰り返し、合計4回バッテリーを上げてしまいました。
勿論同じバッテリーです。

その都度 DRC-600 で充電して回復。
現在は、2週間に1度程度の運転ですが、何の不安も無いほどエンジンが良くかかります。
バッテリー充電器を購入して良かったと、しみじみ思いました。



今回

家人が毎日の買い物等で、ちょい乗り運転している車。
とても暑い日が続き、エアコンをガンガンかけて運転していました。
バッテリーが満充電する程の距離を走っていないので、バッテリーにはやさしくありません。
そして、スーパーから帰ろうとした時に、エンジンのかかりが悪くなりました。


その時の対応
エアコンやラジオなど全ての電装品のスイッチを切り、再度エンジンスタートを試みます。
少し時間をおきながらセルを 2~3 回、回しました。
そして無事エンジン始動。
帰宅して、すぐに DRC-600 で充電を開始しました。



バッテリー充電時、少し気になる点がありました
充電前のバッテリーチェックでは、充電されていますと、充電器の LED が点灯。
気にせず充電してみましたが、15分程で終わりの合図が…
そんなに短時間で終えるはずはないだろうと思い、そのまま充電器をつないで様子見です。
(この充電器は、充電終了後もバッテリーの状態を見ながら充電制御します。)

次日は普通にエンジンがかかり、動いて良かったと思っていました。

しかし、その二日後
スーパーに行き、約10分間停車。
エンジンをかけようとしましたが、ほとんどセルが回らない状態。
時間をおきながら 6 回目にやっとエンジン始動。
そのまま寄り道せずに帰宅しました。


これまでの症状+α
少し長い距離を走った直後でも、エンジンがかからなくなる。

エンジンがかかっている時
・ライトが暗いなどの症状はない。
・バッテリー充電系統の警告灯は点灯していない。

エンジン停止時
・バッテリー液は上のライン(アッパーレベル)まで入っている。
・オルタネーター(発電機)を回すベルトの緩みも問題なし。
・バッテリー比重計は持っていないので、測定はしていません。


これらから、
エンジン回転中に発電はしているが、バッテリーに上手く充電されていない。
と言うことになるでしょうか?

サルフェーションにより、バッテリーの充放電が上手くできていない状態だと思います。



もう一度充電してみる

今度は車からバッテリーを降ろし、雨のかからないところで充電することにしました。
この時もバッテリーは充電されているとLED表示されたので、ブーストモードで充電。
8時間ほどで充電終了の合図がありましたが、そのまま三日間充電器を接続したままにしました。

※ブーストモード:過度の放電状態にあるバッテリーに充電するモード



その後
前回より調子良いね。
そんなことを家族で思っていました。
しかし四日後には、また同じ状態に…

再度充電し、次日にディーラーでチェックしてもらうことにしました。



ディーラーでチェックした結果
バッテリーの電圧はしっかり出ているが、健康状態がよくないとのこと。
オルタネーター(発電機)も大丈夫。
暗電流も問題ない範囲。
前回の交換から5年経っていますので…と、
バッテリー交換を勧められました。



最終的にどうしたのか

出先でエンジンがかからないことが頻繁に発生。
精神衛生的にも良くないので、新しいバッテリーと交換しました。

また、今回の車が充電制御車であったことも理由の一つです。
充電制御車のバッテリー上がりは、突然やってくる気がします。
アイドリング時にヘッドライトが暗くなり、アクセルをふかせばヘッドライトが明るくなる等の、症状が判りませんでした。
(自分が普段乗っている車ではないため、気がつかなかったのかもしれません。)





古い車と充電制御車の違い
古い車の場合
 エンジン始動後は常に発電しバッテリーに充電しています。

充電制御車の場合
 常時充電しているわけではありません。
 一定量まで充電されると発電を停止。
 エンジンの負荷を減らすことで燃費を向上させます。
 また、バッテリーの放電が一定量されると発電・充電をします。
 これは充放電を繰り返していることになるので、バッテリーにとっては過酷です。



充電制御車・アイドリングストップ車・ハイブリッド車
より高性能なバッテリーが必要になります。
お値段も高価になりますが、車に合ったバッテリーを使用しましょう。




  




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