アルミサッシの動きが悪い。異音が出る理由

アルミサッシがレールと擦れて動きが悪かったり、音が出ていることが多いです。
サッシの枠(家側)が歪んで動かないこともありますが、ほとんどの場合戸車の摩耗や、毎日の開け閉めにより窓全体が下がってしまい、レールと擦れてしまうのです。

▼サッシが下がって、レールや下の塗装が剥がれてしまいました
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アルミサッシの高さ調整は、+ドライバー1本でできます

▼高さ調整用の穴
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この穴の中に、高さ調整用のネジがあります。
+ドライバーを入れて高さを調整しましょう。
サッシの窓を上に上げたい場合は右に回します。
上げすぎると上で擦れたりすきま風が入りやすくなるので、適当なところで位置を決めましょう。
この調整だけで使えるようであれば、戸車の交換までは必要ありません。

調整しても窓が重い、滑らかに動かない場合は、窓を外して戸車の様子を確認します。
CRC等の潤滑油をさしても動きが悪い場合は交換をお勧めします。
この場合は、戸車だけを外し、ホームセンタなどで同じ規格のものを購入しましょう。
必ず実物を持って行き、比較して下さい。
穴の位置や高さ、大きさなどの違いでたくさんの種類があります。

※ 穴のすぐ上のネジは、窓枠を固定するネジです。
  ガラス屋さんがガラスの交換するときなどに使うネジです。



網戸や窓が傾いて隙間がある

▼網戸に多い傾き
toguruma
これも戸車の調整で対処できます。
上図の場合、右を下げる・左を上げる の片方、または両方を調整することで隙間をなくすことができます。
戸車交換の前に是非やってみて下さい。



窓を外す時に注意すること

窓を外すときは、ふすまを外す要領と同じで、全体を持ち上げて下からずらします。
屋外から外すようにできているので、2階の窓はお勧めしません。
下に落としたら大惨事です。
網戸を外すにしても2人がかりでやるようです。

また、防犯の関係で、簡単に窓を外せないようになっています。

▼窓を持ち上げられないようにする突起物(窓枠上部)
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樹脂製や金属製のものがあります。
これを外すことで、窓を外すことができるようになります。

窓や網戸の取り付け後には、忘れずにもとに戻しましょう。








  



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