iP4100Rを分解
分解と言っても組み立て直す事はせず、いくつか部品がとれるかな?程度の考えです。インク関係
分解途中でプリンタ底部にある、インク吸収体が出てきました。▼上がプリンタの前側
インク吸収体が何層にも重なっていました。
ヘッドクリーニング時や余分なインクがここに吸収されていくようです。
まだまだ吸収できそうです。
どんな状態が普通なのか判りませんが、表面は乾いていました。
続いてインクポンプの分解です。
付近にはインクが全然付いていません。
予想に反してきれいすぎる状態でした。
▼インクポンプ
どんなポンプかと思っていましたが、内部にはチューブが入っていました。
中のローラーが回転しながらチューブで絞り出す(吸い込む?)タイプです。
病院の血液循環ポンプを思い浮かべてしまいました。
身近なところにあり少し驚きでした。
これならポンプ内部は汚れないですね。
モーター周辺
▼ステッピングモーターを期待していましたが
DCモーターをエンコーダで制御しているようです。
▼透過型フォトセンサとエンコーダ
タイミングベルトもゲットです。
▼歯車とエンコーダ
▼拡大すると
細かく制御できるようになっています。
黒い線の所では光が透過せず、透明なところでは光が透過します。
この動きをセンサが読み取り、モーターの回転数制御に使っているんですね。
▼ここにもセンサーが
フォトリフレクタです。
赤外線発光ダイオードの光を物体に反射させて、その光をフォトトランジスタで受光することで出力電流が変化するセンサーです。
センサーやモーターなど Arduino で遊べるかもしれません。
▼紙送りの部品1つでも拡大すると(クリックで一部拡大)
細かい作りです。
この部品一つ一つがバネで取り付けられています。
こんなのが沢山付いています。
▼歯車の中にもリンク装置のガイド
機械的な仕組みと電子制御で、上手く動かしているようです。
一度分解するとタイミングが合わせは困難ですね。
電源部は特殊なねじが使われているため分解できていませんが、
DCモーター
透過型フォトセンサ
フォトリフレクタ
エンコーダー用円盤・ストレートタイプ
マイクロスイッチ・タクトスイッチ
LED
タイミングベルト
USB端子
LAN端子
無線LAN
基板
歯車
バネ
など
Arduino でどこまで遊べるかわかりませんが、少しの間は取っておくつもりです。
分解してみて
良くできているなぁと思います。歯車の中にも溝があっていろいろな動きと連動させているのもすごいですが、
それを良くコンパクトにまとめているなと感心させられました。
どうやって作っているのか工場見学したいものです。
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