ヘッドの洗浄を何度か行ったけれど、まだエラーが出る


▼最初のヘッドの様子
head0

▼判りづらいので、極端に明るさをあげました。
head0a
顔料インク(黒)部分が、固まっているように見えます。

▼洗浄後のヘッドの様子
head4
全体的にきれいになりましたが、まだ顔料インク(黒)は出ません。
何度かプリンタにセットしたり、ヘッド部分だけをお湯に付けたりして確認しています。

▼顔料インク(黒)の通り道  iP4100R の場合
head5
顔料インク(黒)は、①の部分にセットし、②(ヘッドの裏側)につながっているはずですが、
①から②の途中で詰まっているようです。(圧力をかけて確認済み)
②にエタノールを綿棒でのせると、ヘッドから下のティッシュに染み出ていきます。

水中で②につながる部分(黒いプラスチック側)から、①に向けてエアーを送り込み、抜けるまで洗いました。
ここまできたら駄目元です。
因みに、かなりの圧力をかけないと反対側からエアーは出てきません。
通り道が細いので当然ですが、まるで壊しているかのようにさえ感じます。


最終的には、プリンタヘッドに一色ずつインクカートリッジを付け、振ってインクが出ることを確認しました。
勿論インクが飛び散らないようにティッシュにしみこませる形で振りました。

やっと通ったよ。
これで解放される(長い戦いだったので本心です)。と思ったのに



プリンタヘッドとカートリッジを付けて、動作確認・・・また敗退。

▼ここまでインクがきていません。
bunkai6
パージユニット周辺部の写真です。
プリンタの電源スイッチを切ると、このヘッドのキャップが上昇し、プリンタヘッドに密着します。
また、電源を入れると、この部分が下がり、表面のインクをかき取るワイパーが動きます。

ヘッドの乾燥保護や、排出インクの受け口(吸い込み口)でしょうか?ヘッドクリーニングするときにも密着しています。(動きから判断)

このヘッドのキャップを取り除くと下に穴が開いています。
ポンプがつながっていて、ヘッドクリーニングの際にインクを吸い込む部分ではないかと思っています。(専門家ではないので予想です。)

機械的にはしっかり動いているように見えるのですが、このキャップ乾燥しているんです。
綿棒で軽く触ってみても、インクが付きません。
インクがここまできていないということになります。
インクタンクを付けて何度かスイッチを入れていたのに、ヘッドがきれいすぎたので薄々気付いていたのですが、ポンプが働いていないと考えるのが自然です。

井戸水をくみ上げるときのように、呼び水をすれば動くかな?
思いついたことはやってみよう精神で、ヘッドのキャップに1~2滴お湯をたらしてやってみましたが駄目でした。






Canon iP4100R。発売開始から12年、途中4年間は未使用。
それでもヘッドクリーニングだけで使えたのには驚きでした。

ヘッド洗浄程度で済むのであれば、勉強のつもりでやってみようと思いましたが、
これで断念しようと思います。
残念ですが、後は部品取りの運命です。
私に生かせる部品があるかはわかりませんが、時間があればやってみたいと思います。

このプリンタはもらい物ですので、メインで使用しているプリンタが別にあります。

複合機なので、コピーやレーベル印刷などでも使っています。
使用頻度からすると、そんなにインク詰まりはしていませんが、駄目にならないように、適度に使っていけたらと思います。


無事に修理完了とはなりませんでしたが、おつきあいありがとうございました。


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