炬燵の脚を長くしテーブルとして使いたいシリーズ

今回は、蝶ボルトで脚を固定する部分の穴あけです。

▼炬燵の脚を固定するための下穴加工
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下穴をあけ、鬼目ナットを使っています。

この下穴加工
卓上ボール盤があれば簡単なのですが、持っていません。

そこで、ドリルガイドキットを使ってみることにしました。



ドリルガイドキットとは

インパクトドライバーやドリルドライバーで、穴をあけるためのサポートツール。
木材に垂直・側面のセンター・角材のエッジ・丸棒等に穴をあけることができます。


▼ドリルガイドキット
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▼ドリルガイドキットでできること
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  • 垂直穴あけ
  • 角材や板の側面のセンターへの穴あけ
  • 丸棒やエッジに穴あけ
使用できるドリルの径は、4・5・6・8・10・12 mm

今回は、径8mm の木工用ビットを使います。



ちょっと合わせてみたら

▼加工部分にガイドベースを合わせてみた
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角材加工後では、ガイドベースが乗らない大きさ。
エッジに穴をあけてから角材をカットするしかないようです。



エッジに穴をあける練習をして

1. 穴の位置にセンターポンチで印を付ける

▼印を付ける道具
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ガイドベース・ドリルガイド(4mm)・センターポンチ(4mm)


▼ガイドベースに上からセット
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2. 穴をあけたい角材のエッジにセット

▼ガイドプレートをエッジに固定
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材料を作業台にしっかり固定して作業します。
材料のエッジが丸みを帯びていると、ガイドプレートの位置決めが難しいです。


▼げんのうで叩いて印を付ける
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ガイドプレートをしっかり押さえ、センターポンチで凹みを作ります。


▼付いた印(凹み)
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3. 8mm径の木工用ドリルで穴あけする

▼木工用ドリルとドリルガイドを 8mm に替えて
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▼ガイドプレートをしっかり押さえて穴あけ
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ガイドプレートが動かないように、しっかり押さえて穴あけします。

初めての穴あけでは、切り粉の排出がうまくいかず、ドリルガイドの中に詰まってしまいました。


4. 穴あけを3回やってみて

▼3個の穴
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はじめてあけた穴(中央)
二回目(右)
三回目(左)

最初に空けた中央の穴は、切り粉が詰まり深さの浅い穴になってしまいました。
その後、ドリルガイドを使わずに深く穴をあけました。

二回目・三回目の穴あけでも、切り粉が詰まりましたが、ドリルの溝に付いた切り粉を取り除き、再度ドリルガイドを使って深い穴に加工しました。


▼あけた穴に鉛筆をさして角度確認
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一番手前の最後にあけた穴では、45度と言っても良い程だと思います。


▼三個の穴の角度チェック
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最初に空けた中央の穴にはボールペンがささっています。
二回目・三回目の穴とは角度が違ってしまいました。
初めての穴あけで、ガイドベースをしっかりあてられなかった事と、深く穴をあける時にガイドキットを使わなかったた事が関係していると思います。

また、エッジがしっかり出ていない材料を使ったことも原因と思われます。


エッジ加工でガイドベースが接しているのはこれだけ?

▼エッジとガイドベース
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接しているのはこれだけ。
ほんの一部分だけしか接触していません。

これだけで45度の穴をあけるのですから、エッジがしっかり出ている材料を使わないとダメだと解りますね。
また、この接触面積だけで45度の穴をあけるのは凄いとも言えます。

炬燵の脚の加工は、エッジを利用して45度の穴をあけてから、形を加工していくことにします。





  




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