壁にカーテンレールを取り付けたい。
棚を付けたい。
ニッチを作りたい。
そんな時に役立つのが、壁の中の間柱を探す「下地センサー」です。
壁の中にある下地(間柱)の位置を知ることで、しっかりネジ止めすることができます。
下地を探す方法は、大きく分けて二通り
- センサーで探知するタイプ
- 壁に針を刺して探すタイプ
左:「 下地センサープロ 」( 数年前に購入 約1000円 )
右:「 下地探し どこ太 」( 2~3年前購入 数百円 )
センサーで探知するタイプ
ベニヤ・石膏ボードの壁で、下地を探すことができます。
壁に穴を空けたくない場合に適しています。
位置をずらしながら数カ所測定し、下地の位置を判断しましょう。
壁に針を刺して使うタイプ
石膏ボード専用で、0.5mm 程度の針を刺して下地を探します。
正確な下地の位置を調べるのに便利です。
壁に針を刺した跡が残りますが、少し離れると見えないほどの小さい穴です。
個人的には気にならないレベルです。
使い方
壁を軽く叩いて、大まかな下地の位置を確認します。
壁の中が空洞かそうでないか把握しておくと、次の作業がはやくなります。
センサー式
▼スタートはここから
そのまま間柱に向け平行移動します。
▼間柱発見
▼印を付けます
▼右端も同じように
この作業を数回繰り返し、正確な位置をイメージします。
注意しよう
垂直になるように注意し、測定しましょう。
途中でセンサーが壁から離れるとエラーになり、LEDの点滅や音で知らせてくれます。
この場合も何度か測定して判断しましょう。
針を刺して下地を探すタイプ
下地センサーでイメージできない時や不安な時は、針タイプがお薦めです。
▼針が出ないように普段は LOCK 、使う時は FREE に
LOCKを解除したら、壁に垂直になるようにして押しつけます。
▼針の太さ
大きな穴が空くと心配する方もいると思い、出してみました。
この針の太さが、0.5mm です。
▼下地がない場合
この位置には下地がないと判断できます。
▼下地がある場合
ここには下地があると判断できます。
先端部の目盛りで、石膏ボードの厚さも判ります。
下地との境目を見極める場合
先に調べた二カ所の間に、針を刺して決めていきます。
使ってみて
どちらにも良い点があり、両方使っています。センサータイプ
穴を空けずに下地の位置が判るので、気軽にチェックできるのが良いところです。
ただし、センサーを速く動かすとエラーになりやすいです。
焦らず正確に操作しましょう。
また、間柱などの歪みも含め、壁と下地で隙間が生じた場合、正確な測定ができない事もあります。
位置を変えて、数カ所でチェックしましょう。
石膏ボード以外に、板厚 12mm のベニヤ板や一枚板でも下地を探知できました。
木製の扉やカラーボックスの下地位置も判るので便利です。
針タイプ
センサータイプでは判断できない部屋の四隅でも下地の位置を調べることができます。
針を刺すので穴が空くのは仕方ありませんが、そのぶん正確に位置を把握することができます。
石膏ボード専用です。
▼今回の記事のために空けた穴
気になる方には、センサータイプをお薦めします。
私は、下地センサーで
間違ったところにドリルで穴を空けてしまう方が大変ですね。
以前、階段の腰高壁にニッチを作りました。
この時はセンサーで測定できないところがありました。
また、下地に合わせて壁を切断する必要があり、針タイプの「 下地探し どこ太 」が、大活躍しました。
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