椅子の張り替え
2年前の年末。
椅子を修理して正月を迎えたいと、
座板の張り替えをしました。
座板の布やスポンジを取り除くと
座板ベニヤ板の傷みに驚きながらも
ぼろぼろになっていたベニヤ板の表面を
木工用パテで応急処置をして
新しいスポンジやビニールレザーに張り替えました。
使用して気になっていたところ
椅子としては問題なく使っていたのですが
椅子に座り座面の周りを触ると、
ビニールレザーが余ったように感じる部分がありました。これは、制作時にビニールレザーの貼り方が弱かったためです。
椅子を連続で 3脚張り替えたのですが、
最後には握力がなくなってしまったようです。頑張りの影響は、年越しそばが上手に食べられないほど(笑)
いつも素手で作業することが多いので、
これからは、作業用手袋をして作業してみます。
また、今回の修理を決定づけたのは、
椅子を踏み台として使い、椅子の上に立っていた時です。
少し端に乗ったところ、
前回使ったパテの、ひび割れる音 (^_^;
その後、座板を固定するネジが 2本抜けました。( ・_・;)
これはもう修理でしょ。
作業の流れ
- 裏張りの不織布とビニールレザーを剥がす
- 座板の修理
今回はここまで
1. 裏張りの不織布と、ビニールレザーを剥がす
▼止めてあるタッカーの針を取ります
▼使っているタッカーの針もすごい量ですね
取り除いた不織布とビニールレザーをまた使う予定なので、丁寧に取ります。
それにしてもシワが多い感じだなぁ (^_^;
張り替えした時には、もう少しシワが少なかった気がするけど…
次はもう少しきれいにしたいと思います。
▼パテを塗った部分も見えてきました
作り直す時、
引っ張る余分な部分が少ないので、力を入れづらいと思います。
でもやるしかない!!作業用のゴム手で頑張ります。
2. 座板の修理
今回は、傷んだ部分を取り除いてから修理をします。
▼まずは表面の傷んだ部分を剥がします
表面の板が浮いている状態だったので、簡単に剥がれていきました。
中途半端に残さず、全部剥がします。
▼1枚剥がした状態
▼穴を埋めましょう
▼ボンドをつけて、しっかり固定します
▼クラフトソーで余分な部分を切断
▼穴がふさがりました
今日はここまで
板の悪い部分を取り除き、穴埋めまで終えました。
ヤスリがけもしていない状態なので、きれいに見えません。
次はこの上に薄いベニヤ板を張り付けようと思います。
削り取った部分の補強も兼ねて。
でも、湾曲した座板にあわせてベニヤを貼り付けるので、どうなるか?
ちょっと楽しみです ♫
上手くできるといいなぁ。
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