掃除機の持つ部分が折れる
手首を返すと掃除機の先端を思うように方向を変えられるタイプだったのですが、負荷が大きかったのかわかりませんが、グニャという感触と共に折れてしまいました。折れた時の写真はありませんが、プラリペアを持っていたので、修理してみました。
プラリペアは、プラスチックの補修に使われる造形補修剤。
欠けて無くなった部分に使うと、その部分も造形できます。
接着と言うよりは、溶着。
周りのプラスチックを溶かして一体化すると考えるといいですね。
しっかり修理すると、欠けて破損したことがわからないほど、綺麗に修復可能です。
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▼亀裂ができた部分をプラリペアで補修したところ
リモコンタイプで、電池を入れるところがあります。
ホースにコードの配線が無いため、外して写真を撮りました。
▼拡大図
プラリペアで修理後、耐水ペーパーやピカールで磨くと、折れたところがわからないほど綺麗にすることはできますが、今回はそのままにしました。
力のかかる部分なので、丈夫さを選択です。
今考えると内側にもっとたっぷり付けても良かったかも知れません。
この時壊れた他の部分
柄が折れたので、他にも影響がありました。▼まずは分解
二本のネジを外した後、柄の先端(写真右側)を持ち上げるようにすると外せます。
写真左側(延長パイプを繋ぐ所)に爪があり、少し外しにくいかも知れません。
▼上部蓋を外したところ
▼切る為のスイッチを押す部分が破損して無くなっていました
欠けたプラスチックの代わりに、木と水槽に空気を送るチューブを使いました。
また、反応が悪くなっていたスイッチも交換しました。
▼基板
タクトスイッチ(掃除機の強弱を切り替えるスイッチ) 4個 交換。
電池からの赤と黒のコードを、再ハンダ付け。
右にのびている黒いコード2本を、再ハンダ付け。
基板奥に見える掃除機の柄(プラスチック)内部が欠け、基板をしっかり固定できなくなっていました。
ホットボンドで基盤を支える部分の高さ調整をし、スイッチの ON・OFF ができるようにしました。
ケースに納めて完成です。
柄が折れるまで使っていたので、破損箇所も沢山ありました。
プラリペアが無ければ、柄の修復も難しかったと思います。
再修理になったものは
スイッチの反応が悪くなりました。強度不足のためか、スイッチ部分を押さえるように握るとリモコン操作に反応しますが、普通にスイッチを押すだけだと反応しないことがありました。
柄がねじれる感じがあるので、基盤とスイッチの高さ調整をしたらまた戻りました。
プラリペアは使い切ってしまったので、柄が折れないうちにホットボンド(グルーガン)で内側を補強しました。
この掃除機20年以上使っている気がしますが、また修理してしまいました。
もしかしたら、新しいのを買うチャンスを逃しているかも...
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