太郎君:博士 アースって何ですか。
次郎君:マグマ大使のお母さんだよ。お母さんが良く歌ってたんだ。
「アースがうんだ正義の○○○~」♪~♫
太郎君:え?アース様ってお爺ちゃんじゃなかった?
博士 :二人とも昭和のテレビ番組をよく知っているのぉ~。(再放送していたのかのぉ)
でも、いいところまできているぞ。
アースは英語で、日本語にすると地球のことじゃ。
今日は、電気の世界で言うアースについて話しておこう。
洗濯機など水を扱う電気製品は、感電すると危険です。
そこで、洗濯機のボディーと地面に差した金属棒までコードで接続し、電気を逃がすようになっているんです。
このコードを接続することを、アースをするといい、そのコードをアース線(アースコード)と呼びます。
緑色をした一本のコードです。
洗濯機を使っていて水漏れしたことは無いですか?
洗濯機は使用中に振動しています。
それが続くとホースが床や洗濯機のボディと擦れあって、ホースに穴が開き水漏れします。
電気のコードも、それと同じように摩擦で磨り減ったり被覆が切れたりします。
この時に洗濯機本体とコード(心線)が接触し、洗濯機の本体(金属部分)に電気が流れ、感電してしまうことがあるんです。
また、湿気の多いところで使う場合もアースは必要です。
もしアースをしていれば、その漏れた電気はアース線から地面に流れ、人は感電しないですみます。
もしもの時に活躍するものなんですね。
濡れた手で感電したり、手から心臓付近を通って足に電気が流れたりすると、一大事です。
漏電・感電の仕組みについて → 【 絵で見る漏電・感電の仕組み 】
水を扱ったり、湿気の多いところで使う電気製品が多いです。
でも洗濯機から直接コードを延ばして地面の金属棒までつなげるのは現実的ではありません。
そこで家を建てる時に、簡単にアースができるようなコンセントが設置されています。
▼接地端子付きコンセント
この写真と同様のコンセントが洗濯機置き場やトイレには設置されています。
下の蓋をマイナスドライバーなどで開けると、アース線を接続する為のネジが見えます。
プラスドライバーで緩めるとコードを差し込めるように隙間が出来るので、コードの心線を差し込んでネジを締めれば終わりです。簡単ですよ。
電気製品本体側は、このように金属部分のネジを緩めてコードを接続。
しっかりネジを締めて固定できればOKです。
この電気製品はアースする所にアースの印が付いていました。判りやすいですね。
このマークが無い場合は、本体後ろの金属部分に付いているネジを緩めて接続しましょう。
▼端子が付いて取り付けしやすいが、端子とネジの向きに注意
▼正しい端子とネジの向き
▼良くない端子とネジの向き
点で接触の場合、接触不良になりやすい。
コード先端のビニール被覆をひねりながら引き抜きます。
▼このようになります
▼アース端子に取り付け
ネジを緩めると、ネジの下の金属板が浮いてコードを差し込む隙間が出来ます。
そこにコードの先端を差し込みます。
でもこれ少し長いですね。
コードの心線が見えすぎです。
※ コードを巻き付けるタイプのアース端子ものもあります。
▼心線の長さを調整
ニッパで先端をカットしました。
▼この長さなら丁度良い
心線を奥まで差し込んでも心線が少し見える位の長さがいいですね。
抜けないようにしっかりネジを締めます。
▼蓋を閉めて完了
簡単でしょ。
これを付けておくだけで感電事故防止になります。
是非やってみて下さい。
このアース端子にアース線を接続するのには資格は必要ありません。
ただ、地面まで電気が流れればいいのだろうと、水道管やガス管には絶対に接続しないで下さい。
水道管は、金属製の物は少なくなっています。アースの役割をしません。
ガス管は、火花が飛んで爆発事故につながります。
次郎君:マグマ大使のお母さんだよ。お母さんが良く歌ってたんだ。
「アースがうんだ正義の○○○~」♪~♫
太郎君:え?アース様ってお爺ちゃんじゃなかった?
博士 :二人とも昭和のテレビ番組をよく知っているのぉ~。(再放送していたのかのぉ)
でも、いいところまできているぞ。
アースは英語で、日本語にすると地球のことじゃ。
今日は、電気の世界で言うアースについて話しておこう。
アースとは
アースは接地とも呼ばれ、漏電による感電事故防止の役割をしています。洗濯機など水を扱う電気製品は、感電すると危険です。
そこで、洗濯機のボディーと地面に差した金属棒までコードで接続し、電気を逃がすようになっているんです。
このコードを接続することを、アースをするといい、そのコードをアース線(アースコード)と呼びます。
緑色をした一本のコードです。
アースなんてして無いけど感電したこと無いよ
感電しないのに越したことはありませんが、それは良かったですねとしか言えません。洗濯機を使っていて水漏れしたことは無いですか?
洗濯機は使用中に振動しています。
それが続くとホースが床や洗濯機のボディと擦れあって、ホースに穴が開き水漏れします。
電気のコードも、それと同じように摩擦で磨り減ったり被覆が切れたりします。
この時に洗濯機本体とコード(心線)が接触し、洗濯機の本体(金属部分)に電気が流れ、感電してしまうことがあるんです。
また、湿気の多いところで使う場合もアースは必要です。
もしアースをしていれば、その漏れた電気はアース線から地面に流れ、人は感電しないですみます。
もしもの時に活躍するものなんですね。
濡れた手で感電したり、手から心臓付近を通って足に電気が流れたりすると、一大事です。
漏電・感電の仕組みについて → 【 絵で見る漏電・感電の仕組み 】
アースが必要なもの
洗濯機・電子レンジ・ウォシュレット・エアコンなどがあります。水を扱ったり、湿気の多いところで使う電気製品が多いです。
でも洗濯機から直接コードを延ばして地面の金属棒までつなげるのは現実的ではありません。
そこで家を建てる時に、簡単にアースができるようなコンセントが設置されています。
▼接地端子付きコンセント
この写真と同様のコンセントが洗濯機置き場やトイレには設置されています。
下の蓋をマイナスドライバーなどで開けると、アース線を接続する為のネジが見えます。
プラスドライバーで緩めるとコードを差し込めるように隙間が出来るので、コードの心線を差し込んでネジを締めれば終わりです。簡単ですよ。
設置方法
- 電気製品にアース線を接続
- 反対側のアース線を接地端子付きコンセントに接続
電気製品にアース線を接続
▼電気製品にアースを接続電気製品本体側は、このように金属部分のネジを緩めてコードを接続。
しっかりネジを締めて固定できればOKです。
この電気製品はアースする所にアースの印が付いていました。判りやすいですね。
このマークが無い場合は、本体後ろの金属部分に付いているネジを緩めて接続しましょう。
▼端子が付いて取り付けしやすいが、端子とネジの向きに注意
▼正しい端子とネジの向き
▼良くない端子とネジの向き
点で接触の場合、接触不良になりやすい。
反対側のアース線を接地端子付きコンセントに接続
▼アース線の反対側コード先端のビニール被覆をひねりながら引き抜きます。
▼このようになります
▼アース端子に取り付け
ネジを緩めると、ネジの下の金属板が浮いてコードを差し込む隙間が出来ます。
そこにコードの先端を差し込みます。
でもこれ少し長いですね。
コードの心線が見えすぎです。
※ コードを巻き付けるタイプのアース端子ものもあります。
▼心線の長さを調整
ニッパで先端をカットしました。
▼この長さなら丁度良い
心線を奥まで差し込んでも心線が少し見える位の長さがいいですね。
抜けないようにしっかりネジを締めます。
▼蓋を閉めて完了
簡単でしょ。
これを付けておくだけで感電事故防止になります。
是非やってみて下さい。
このアース端子にアース線を接続するのには資格は必要ありません。
ただ、地面まで電気が流れればいいのだろうと、水道管やガス管には絶対に接続しないで下さい。
水道管は、金属製の物は少なくなっています。アースの役割をしません。
ガス管は、火花が飛んで爆発事故につながります。
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