木は古くから人々の生活の中で役立ってきました。
木を材料として利用するときには、その特徴を知っておくと良いと思います。
その中心部を髄(ずい)と呼び、一番古く、最初にできたところです。
また、木の皮の部分を樹皮(じゅひ)と呼び、樹皮側が新しくできたところです。
心材はやや赤味を帯びており、辺材より硬く、反りや曲がりが少ないのが特徴です。
辺材は新しく育ったところで、水分も多く、乾燥すると歪みが出やすい部分となります。
木を製材する時、大きく分けて2種類の板が取れます。
髄を通る取り方の板を柾目(まさめ)板、
髄を通らない取り方の板を、板目(いため)板と呼びます。
加工しやすく歪みが少ない板ですが、一本の樹木からあまり取れない貴重な板です。
板目(いため)板は髄を通らない板で、よく見かける板です。
木目をたのしめる板ですが、歪みが出やすい板ともいえます。
加工するときには木目の入り方に注意が必要です。
木口を見ると、柾目と板目、木表と木裏がわかりやすいですね。
髄に近い面を木裏、樹皮に近い面を木表と呼びます。
特に髄から離れた、新しく育った部分はその割合が大きくなります。
下の図のように板目板は歪みが大きくなります。
樹木には枝があります。
その影響は板目板にでやすく、節があることも多くなります。
冬は葉の無い樹木が多いですね。
光合成もしないわけですから水分もあまり必要でなく、成長も少ないです。
その冬を過ごしたところが年輪の色の濃い部分です。
ですから、一年中暖かい場所で育った木には年輪がはっきり入らなかったりします。
環境により、いろいろと違いがでてきます。
繊維方向を長くとることはもちろんですが、ゆがむことも考慮して板を使います。
作業のしやすさも変わってきますので、楽しくDIYをしていきましょう。
木を材料として利用するときには、その特徴を知っておくと良いと思います。
木材各部の名称
木の幹(木材の断面)には、1年ごとの成長のあとをしめす年輪があります。その中心部を髄(ずい)と呼び、一番古く、最初にできたところです。
また、木の皮の部分を樹皮(じゅひ)と呼び、樹皮側が新しくできたところです。
心材と辺材
特に中心(髄)に近いところを心材(しんざい)、周辺部を辺材(へんざい)と呼びます。心材はやや赤味を帯びており、辺材より硬く、反りや曲がりが少ないのが特徴です。
辺材は新しく育ったところで、水分も多く、乾燥すると歪みが出やすい部分となります。
木を製材する時、大きく分けて2種類の板が取れます。
髄を通る取り方の板を柾目(まさめ)板、
髄を通らない取り方の板を、板目(いため)板と呼びます。
柾目と板目
柾目(まさめ)板は髄を通る部分で、木目が平行に入っています。加工しやすく歪みが少ない板ですが、一本の樹木からあまり取れない貴重な板です。
板目(いため)板は髄を通らない板で、よく見かける板です。
木目をたのしめる板ですが、歪みが出やすい板ともいえます。
加工するときには木目の入り方に注意が必要です。
木口と木端
木の繊維を断ち切った面を木口(こぐち)、木の繊維に平行な面を木端(こば)と呼びます。木口を見ると、柾目と板目、木表と木裏がわかりやすいですね。
木表と木裏
板目板には木表(きおもて)と木裏(きうら)があります。髄に近い面を木裏、樹皮に近い面を木表と呼びます。
木材の歪み
木材は乾燥すると収縮します。特に髄から離れた、新しく育った部分はその割合が大きくなります。
下の図のように板目板は歪みが大きくなります。
樹木には枝があります。
その影響は板目板にでやすく、節があることも多くなります。
木目の無い木
木目ができるのは四季があるからです。冬は葉の無い樹木が多いですね。
光合成もしないわけですから水分もあまり必要でなく、成長も少ないです。
その冬を過ごしたところが年輪の色の濃い部分です。
ですから、一年中暖かい場所で育った木には年輪がはっきり入らなかったりします。
環境により、いろいろと違いがでてきます。
おわりに
木材でDIYをするときは、材質や木目の入り方を見て板を選ぶところから始まります。繊維方向を長くとることはもちろんですが、ゆがむことも考慮して板を使います。
作業のしやすさも変わってきますので、楽しくDIYをしていきましょう。
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